2020年03月15日
ユーロドル、ファンダメンタル相場でわちゃわちゃしてる間に下降トレンドに戻りそうな気配まで出て来ちゃったの巻
いや、凄いなホンマに。
今我々は歴史的な瞬間の只中におりますよ。
後々確実に教科書に載るレベルの事態が起こっております。
くれぐれもご無理はなさらぬよう。
今我々は歴史的な瞬間の只中におりますよ。
後々確実に教科書に載るレベルの事態が起こっております。
くれぐれもご無理はなさらぬよう。

はいどうも。
髪が伸びてきたドナイナットンです。
以前は髪を括っていたので御座いますが、短く切りまして、それからまた結構伸びてきた次第に御座います。
そうそう、髪括ってたんですよ。
おっさんのくせに。
誰がおっさんや!
誰や今おっさん言うた奴!
そんなことはどうでもいいのでFXの話を致しますと、
もうアレやね、市場はリーマンショック以来の、約10年周期で起こる大きな”不況”が来ることを織り込み済みで動いとるように見えるね。
そうなるとアレですよ、
復習しておきたいのは「リーマンショックの時にチャートがどう動いたか」で御座いますよ。
それを後からみましょうね。
まずは最新のユーロドルのチャート、月足から見て参りましょう。
はいドーン。

すげえな、なんやこれ。
もちろんまだ月の半ばで御座いますので今月のローソク足は全然確定していない状況で御座いますが、
これかなり重要なので載せました。
もちろんこの異常に長い上髭を見て「ドルの暴落による急騰」からの「強烈な売り圧力」を知ることができます。
しかしそれ以上に重要なのがローソク足の実体の方で御座います。
これ帰って来てしまったのよ。
下降トレンドのチャンネルラインに。
分かりやすいようにライン引きましょうねえ。

これはもう大変なことで御座いますねえ。
完全にトレンド転換して上昇トレンドになったと思われたのに、
もう分かんないですよ。
やっぱりトレンド転換なんて無かったんや!という展開になってもおかしくなくなっちゃった。
とは言え、メインシナリオは上なのはそのままやと思うんですけどもねえ。
下の可能性が生まれてしまった、といった所でしょうか。
次は週足のチャートを見てみましょう。

今日は日曜なので先週のローソク足が確定している状況で御座います。
長い上ひげと、そこそこの長さがある下ひげがついた、大陰線。
ほんで、ローソク足の実体の下の方が下降トレンドのチャンネルライン内に入ってしまっています。
RSIも50近いし、もう上に行っても下に行ってもおかしくない状況になっちゃった。
上ひげの先端は週足200SMAの遥か上にあり、「週足200SMAがこんなに簡単に抜かれるならもう上昇トレンドで間違いない」と思われてからわずか数日で驚くほど状況が変わっちゃった。
下ひげの先端は今回の急騰に引いたフィボナッチの61.8ラインにほぼタッチする形になっております。
急な上昇or下降は、戻りも急である。
この定石に沿った結果では御座います。
それはもちろん「振り返ったらそうだった」という話であって、
先週1週間も嵐のような乱高下だったんですけどもねえ。
振り返ると簡単に見えちゃいますよねえ。
フィボナッチ61.8戻しからの反発というには非常によくあることで御座いますので、
テクニカル的には来週は上昇かな?と見られますが、
そう簡単にはいかない。
今はとにかくファンダメンタル相場で御座いまして、
コロナ関連と、ドルの利下げ、この2つの新しい情報が入る度にチャートがボラ高く上下する状況で御座います。
先日も申しました通り、
トレードなされる場合は利確も損切りも早めがいいです。
でないと損する時は一瞬でとんでもない額を損するリスクがあります。
次に日足のチャートをご覧くださいませ。

フィボナッチ61.8に2回タッチしているのが確認できます。
ここは強いサポートになっておりますねえ。
長い下ひげつけてますから、勢いよく戻っているのが分かります。
「ここは抜かせないぞ!」という意思を感じる動きで御座います。
確かに、ここ抜けたら次の78.6は1.093付近で御座いまして、
大きなキリ番であり強いサポートである1.1000を下回ってしまいます。
ここを目指されたらもう下降トレンドに戻る可能性が一気に高まってしまいますので、
MMさんたちの中でも「しっかり上昇トレンドに乗せたい派」の方達はここ死守したい所で御座います。
大陰線の実体は200SMAがサポートになっております。
ファンダ相場でも一応テクニカルは効くので御座いますねえ。
1.13000や1.12000といった大きなキリ番がレジスタンスにもサポートにもならずにあっさり抜かれるのを見ますと、
「ファンダ相場はもう分かんねえ!」と投げやりになってしまいたくもなりますが、
一応テクニカルは効く。
これは私たちに諦めない心や投げやりにならない強さを与えてくれるように思います。

次は4時間足のチャートを見て参りましょう。

うおお、61.8は3回チャレンジしてんねんな。
安値が一定で高値がどんどん切り下がって来てるってさあ、これ如何にも下に行くチャートパターン(ソーサートップ)で御座いますねえ。
うーむ、これ見る限りだと下がりそう。
ただ、強いサポートが集中しているエリアでは御座います。
フィボナッチ61.8もそうですし、200SMAもありますし、大きな切り番1.10000が御座います。
特に1.10000は過去に強いレジサポとして作用しておりますから、下がったとしてもここで反発することは十分に考えられます。
RSI見ると下がりすぎで御座いますがこれもう分かんねえなあ。
繰り返しになりますが、現在はファンダ相場で御座いますので、コロナ関連か通貨(特にドル)利下げで大きな情報が入ればその瞬間にレジスタンスもサポートも関係なくドンと動く可能性が御座います。
トレードは慎重に、で御座いますねえ。
最後に短期足の代表として15分足のチャートまで見て最新チャートの分析は終わりにしましょうねえ。

おお、ここまで降りてくると分かりやすい。
61.8ラインに張り付いておりますねえ。
「これは下がるわ」と思わざるを得ない。
かなり強いサポートになっているのも分かりますけどもねえ。
これだけ張り付いてどんどん高値切り下がって来てたら、
もう下がらんとおかしいわなあ。
とは言え、アメリカ株がまた下がるようで御座いまして、それに伴い週明けはドル安になる見込みで御座います。
>>リーマンショック級とみられる今回の状況で一気に1.00%の利下げも十分にありうると考えられます
— 羊飼いFX⭐️⭐️2020 (@hitsuzikai) March 14, 2020
>>3日同様に0.50%の利下げにとどめるなどの結果になると、一気に失望感が広がり米株安の動きもありそうです。
MINKABU PRESS 山岡和雅 https://t.co/lB146yhvBy
先々週末のサンデーダウがマイナス500ぐらいで、週明けのドル円は1円程度の下窓だった
— 羊飼いFX⭐️⭐️2020 (@hitsuzikai) March 15, 2020
今回は、サンデーダウがマイナス900ぐらいで、週末に108円ちょうどぐらいに終わったのが、週明けには106円前半〜107円前半で始まる感じかな。。。 pic.twitter.com/8Z6piRIgWq
ドル円は下窓の見込み。
ユーロドルはもちろん上窓が開く展開になりそう御座いますねえ。
先週の大陰線はユーロが売られたのももちろんで御座いますが、ドルがまた買われ出した結果が大きいと思われますので、ここでまたドル売りユーロ買いが捗るようだと、また一気に上昇する可能性も御座いますねえ。
怖い!
ファンダ相場は怖い!
分かんねえし急に動くしボラ高いし!
まとめますと、またトレード転換の局面に来てますので、新規のトレードはちょっと待った方が良さそうで御座いますねえ。
今は上にも下にも一気に走る可能性がある。
しかもコロナ関連or利下げの情報が出ることでまた逆方向に一気に動く可能性もある。
トレードなされる方は利確も損切りもお早めになさってくださいませ。
週を跨いでポジションを持ち越しちゃった方は、
週明け早めの決断した方がいいんやないかなあ。
ユーロドルは上窓開いたらもう何日も閉じない可能性だってある。
ドル安がエグそうなので。
ショート握ってる方はキツい週明けになるかもなあ。
ロングを持ち越してる方は逆にちょっと様子見ていいかもですねえ。
いや、早めに利確した方がいいのかな。今は。
ご自身の判断で、悔いのないご決断をなさってくださいませ。
ほんで、市場は既にリーマンショック以来の大きな不況が来ることを見越しております。
なので、私たちはこれからチャートがどう動くかの参考にするために、リーマンショックの時にどう動いたかを復讐しておくことが大事で御座います。
駆け足になりますけども、リーマンショック時のユーロドルのチャートを見て参りましょう。
はいドーン。

リーマン・ショックは、2008年9月15日に、アメリカ合衆国の投資銀行であるリーマン・ブラザーズ・ホールディングス(Lehman Brothers Holdings Inc.)が経営破綻したことに端を発して、連鎖的に世界規模の金融危機が発生した事象を総括的によぶ通称である。
Wikipediaより引用https://ja.wikipedia.org/wiki/リーマン・ショック
2007年のアメリカ合衆国の住宅バブル崩壊をきっかけとして、サブプライム住宅ローン危機を始め、プライムローン、オークション・レート証券、カードローン関連債券など多分野にわたる資産価格の暴落が起こっていた。
Wikipediaより引用https://ja.wikipedia.org/wiki/リーマン・ショック
画像の白で囲った枠は、リーマンショックが発生した2008年9月から、翌年2009年の12月までの範囲で御座います。
その前から市場は今後の展開を織り込んで下がっているのがご確認頂けるかと存じます。
下げ幅は、リーマンショックが発生する前から下落が始まってることを考慮すると、
1.60388から1.23298だから、3700pipsくらいか。
ええ!?3700!?
エグいな!!
当然状況が違いますので、単純に今回も3700pipsも下がる予想がなされるという訳では御座いません。
1.60388から1.23298で御座いますから、約23.1%の下落で御座います。
だから割合で御座いますね。こっちで判断するべき。
仮に先週の最高値1.14963から同じ23.1%下落するとすると、
約0.884とかいう恐ろしい数字が出ます。
ええ、マジか。なんか間違ってないか、俺。
間違ってないな。計算間違いではないわ。
今回はコロナが発端で御座いますので、コロナが収束すれば相場もかなり落ち着くことが予想されます。
なのでリーマンショック級とまでは行かないと思われます。
とは言え、今後ここまでの値幅で動く可能性がゼロではないと認識しておくことはとても大事だと思います。
不況に備えてできることってそんなに多くないかもしれませんが、
せめて覚悟はしておきましょうね。
覚悟があるのと無いのとでは遥かに違うと思いますので。
初心者もアクティブトレーダーもFXの取引は「みんなのFX」で。

本日はここまで。
ではでは、皆様良い一日を。
ユーロドル、アホみたいな急騰で損切りの憂き目に遭うの巻
ユーロドル、イマイチ方向感が乏しくてモヤモヤするうの巻
ユーロドル、思ったより下がらずなんかゴネゴネするの巻
ユーロドル、アホみたいに上がるの巻
ユーロドル 、金色のファルコが名もなき修羅にあっさり負けたみたいになってビビったの巻
ユーロドル、スインガーはホンマやることねえなてめえこの野郎の巻
ユーロドル、イマイチ方向感が乏しくてモヤモヤするうの巻
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ユーロドル、スインガーはホンマやることねえなてめえこの野郎の巻
この記事へのコメント
2月の頭くらいからFXを始めて(なぜこのクソ相場で始めたのかその時の自分を問い詰めたい)MM(モヒカン)のくだり等面白い言い回しで楽しくわかりやすくユーロドルの相場を解説して頂けているので勉強になります。
お忙しいとは思いますが今後ともブログの更新楽しみにしております。
お忙しいとは思いますが今後ともブログの更新楽しみにしております。
Posted by shio at 2020年03月25日 16:18
コメントありがとう御座います。
最近ブログの方が滞り、この乱高下の相場であいつ死んだんじゃないかとお思いの方もいらっしゃるかと存じますが、幸いなことに元気に頑張らせて頂いております。
頂いたコメントはとても嬉しく励みになります。
心より感謝申し上げます。
最近ブログの方が滞り、この乱高下の相場であいつ死んだんじゃないかとお思いの方もいらっしゃるかと存じますが、幸いなことに元気に頑張らせて頂いております。
頂いたコメントはとても嬉しく励みになります。
心より感謝申し上げます。
Posted by ドナイナットン
at 2020年03月27日 12:51
